本
11月29日にアメリカの元国務長官のヘンリー・キッシンジャーがお亡くなりになったというニュースがありました。2017年3月20日のロックフェラー家の3代目の当主であるデービッド・ロックフェラーの死に次ぐアメリカの大物の死です。彼はアメリカの国益のため…
スペイン語を始めたきっかけは学生時代にアメリカ西部をアムトラック(鉄道)で旅行しましたが、西海岸にはヒスパニック系の移民が数多くおりアメリカの公用語は事実上、英語とスペイン語だと実感したからです。それがきっかけでメキシコに行きたくなりメキシ…
黒田龍之助著の「ロシア語だけの青春」(ちくま文庫)を読みました!ロシア語の専門家の著者が若かりし頃にミール・ロシア語研究所での経験を中心にロシア語をどのように学んだのかについて書かれています。わたしは1990年代の前半にロシア語を学んでいまし…
日本では天皇を中心とした皇族と戸籍を持つ国民というか平民に分かれます。また一定数、無国籍の人もいるので3グループに分けられると言えます。一方、イギリスなどのヨーロッパでは次のように貴族の階級が分かれています。・公爵(Duke)・侯爵(Marquess)・伯…
ここ何年かはFinancial TimesやWall Street Journalを割引料金でネット購読したことがありますが記事の内容が金融に偏っているために数週間で読まなくなってしまいました。その点、この雑誌は毎週、ペーパーで送られてきますので読む習慣が身につきます。今…
中国語の学習をしたいのですがなかなか時間が取れません。今のところお薦めの参考書等を紹介しておきます。(会話)康玉華&来思平著の「新訳第3版 中国語会話301(下)」(語文研究社)を使っています。ひたすら音読をすると良いでしょう。またCDは別売りだっ…
イギリスのエコノミスト誌の購読を検討しているのでこの雑誌について書いてみます。大株主はイタリアの大財閥のアニェッリ家が43.4%保有しており、その他、イギリスのチョコレートでおなじみのキャドバリー家とロスチャイルド家、それにシュローダー家が株主…
スピーキング力を高めるにはスピーチの音読やドラマやニュースで聞いた音声をそのまま瞬時に同じように発音するシャドウイングという方法があります。ちなみにわたしはスピーチではマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの「I have a dream」のスピーチを1…
20代の頃ですがイギリスの大学院で国際政治(外交)を専攻したことがあります。当時はバブル経済の余韻が未だあり日本円が強かったために一般家庭でも留学することは出来ました。Amazonで当時、使っていたテキストを年末にたまたま見つけたので購入してみま…
ナウカ出版の「名作に学ぶロシア語」読本シリーズの「ゴーゴリ『鼻』全文読解」(井上幸義著)という本を自宅の本棚から見つけました。2011年出版になっているので10年ぐらい前に購入して本棚に飾っていたままになっていたようです。音声教材もついていてテ…
ロシア語の本が処分されないまま自宅の本棚にありました。この本は30年近く前にイギリスのマンチェスター大学の本屋で購入したものです。当時はインターネットの黎明期でこの本を手にした時に感動したのを覚えています。中身をよく見てみるとロシアの文豪の…
英語を流暢に話したいと思っている人は多いですが、そのためには話す練習をしないといけません。わたし達日本人が日本語を話せるのは毎日、日本語に触れて会話をしているからに他なりません。ですので英語を普段使う環境にない人はそもそも英会話が上達する…
最近、様々な言語の文法書と辞書についてネットで調べているのですが、1990年の前半が学問的なピークでその後は進歩が止まっています。ある意味、その時点で学問として完成形に達したというのもありますし、インターネット、特にGoogleの検索エンジンの出現…
学生の時に2週間ほどメキシコのグアナフアトという街でホームステイをしながらスペイン語を学んだことがあります。メキシコに行くと決めた半年前からスペイン語の学習を始めて何とか半年後にはメキシコシティーで一泊して翌朝、長距離バスで語学学校まで何と…
ロシア語の中では例文集で考え尽くされていると感じたのは1979年に出版された阿部 軍治, ゾーヤ・オーコニ著の「ロシア語基本文1000」(大学書林)です。旧ソ連時代に出版されたので文章の内容は古いですが使える例文を厳選して抜粋した本当に良い本です。こ…
1996年にBristol Classical Pressから出版された”Russian Etymological Dictionary”( T. Wade 著)を紹介します。 この本は出版された年に購入しロシア語の基礎的な単語を覚えるのに凄く役に立った記憶があります。 もっとも数年後にはロシア語を学ばなくなり…
ロシア語文法の入門書の定番は白水社の「標準ロシア語入門」(東一夫/東多喜子著)で、中級レベルの本は何冊か出版されていますが、日本語で書かれた上級レベルの文法書はありません。 そこで最近、1998年に改訂版が出されたBristol Classical Pressの”Moder…
語学の中で中国語は別格としてドイツ語とロシア語が気に入っています。 ドイツ語の名詞は男性、女性、中性の性別に加えて動詞も4つの格変化があり、システマティックな思考が好きなわたしとしては心地の良い複雑さです。 これを更に複雑にした言語がロシア語…
わたしはベルリンの壁崩壊の時に浪人生だったので必然的に大学の第2外国語でドイツ語を選びました。当時、文法書は豊富にありましたが、今は本当の意味でのドイツ語の中級レベル以上の文法書はありません。 今から上級レベルというかドイツ語の専門家向けの…
「アクセス独和辞典」の 第4版が発売されていたので価格は4,620円だったのですが思わず購入してしまいました!語学の良いところは貧乏学生でも時間とやる気さえあれば、語学力で裕福な学生を圧倒することが出来ます。例えば第4版を購入する余裕のない人もAma…
英語のレベルアップをしようと英検やTOEICの試験勉強をする人も多いと思います。また留学予定の人はTOEFLを受験するかもしれません。これらの試験は目標が明確で、受験用の参考書も充実しているので効率的に英語の学習をすることが出来ます。仮に猛勉強をし…
約10年ぶりに中国の漢字辞典が改訂しましたので下記のサイトで早速、入手しました。 → 亜東書店 https://www.ato-shoten.co.jp 初めて利用しましたが、厳重に梱包されて発注してから数日以内に受領しました。 まあ、ぶつけたのか角のところが10ページほど折…