2022-01-01から1年間の記事一覧

ゴーゴリの「鼻」を原文で学習してみる

ナウカ出版の「名作に学ぶロシア語」読本シリーズの「ゴーゴリ『鼻』全文読解」(井上幸義著)という本を自宅の本棚から見つけました。2011年出版になっているので10年ぐらい前に購入して本棚に飾っていたままになっていたようです。音声教材もついていてテ…

TOEICのテストが目標になっている英語学習者が多い気がする

最近は若い世代の人達が英語やプログラミング言語を積極的に学んでいる印象を受けます。それは良いことなのですが中にはTOEICで高得点を取ることが自己目的化してしまっている人もいる印象を受けます。わたしも(難しくない)国家試験をいくつか合格していま…

ドストエフスキーの本が出てきた!

ロシア語の本が処分されないまま自宅の本棚にありました。この本は30年近く前にイギリスのマンチェスター大学の本屋で購入したものです。当時はインターネットの黎明期でこの本を手にした時に感動したのを覚えています。中身をよく見てみるとロシアの文豪の…

Apple TVを購入した!

IT

AmazonのFire TVを設置していたのですが操作性にストレスを感じるので使っていませんでした。そこで久しぶりにiPhoneを使っているということもありApple TV(4K)を購入しました。操作がスムーズ出来るとのスマホのミラーリングが出来るのがメリットですね。…

ロシア語版のSNS

ロシア語に関心がある方は知っていますがロシアにも”VKontakte”(フ コンタクテ)というSNSのサービスがあります。ロシアは商売っ気がないというか著作権の意識が低いのか分かりませんが、ロシア語がメインになりますが結構、質の良い映画なんかがコマーシャ…

古いタブレットの活用方法

IT

10年近く前に購入したKindle FireとAndroidのタブレットを有線でスピーカーで繋げて外国語を聴いています。 一台は寝室に置いてSONYの古い型のスピーカーに繋げて、今は中国語の音声教材を聴いています。 あと冷蔵庫の上にはiPhone6とAndroidのタブレットを…

日本語の滑舌を良くするためのお奨めのテキスト

英語を流暢に話したいと思っている人は多いですが、そのためには話す練習をしないといけません。わたし達日本人が日本語を話せるのは毎日、日本語に触れて会話をしているからに他なりません。ですので英語を普段使う環境にない人はそもそも英会話が上達する…

語学の上達を加速させるためにやっておいて良かったこと

語学の学習の向上のためギターや電子キーボード等の楽器の練習をしておいた方が良いと確信しているのですが残念ながら私にはその環境と時間が取れませんでした。そのため他のことを挙げておきます。(水泳)最近、運動不足でいつ循環器系の病気で倒れてもお…

Wall Street Journalを購読し始めた!

半年前までFinancial Timesを購読していたのですか結局、読まなくなって解約しました。本当は日本経済新聞を購読したいのですが購読料が高く費用対効果を考えると割に合いません。一方、Wall Street Journal(WSJ)は1年間、毎月200円ちょっとで購読できるので…

ロシア語のタイピングが練習できるサイト

ロシア語のキーボード配列は特殊なので練習する必要があります。 練習の時に使ったサイトを貼り付けておきます。 1) https://www.keybr.com 2) http://slav.su.se/ryska-tangenter/lesson5.html 2)はhttpでhttpsになっていないのでセキュリティ上の問題があ…

ロシア語の露和辞典について調べてみた

最近、様々な言語の文法書と辞書についてネットで調べているのですが、1990年の前半が学問的なピークでその後は進歩が止まっています。ある意味、その時点で学問として完成形に達したというのもありますし、インターネット、特にGoogleの検索エンジンの出現…

スペイン語の辞書を購入した

学生の時に2週間ほどメキシコのグアナフアトという街でホームステイをしながらスペイン語を学んだことがあります。メキシコに行くと決めた半年前からスペイン語の学習を始めて何とか半年後にはメキシコシティーで一泊して翌朝、長距離バスで語学学校まで何と…

英語のブラッシュアップのための教材を購入した

英語教材といっても偶々、大型書店の文庫本のコーナーに行ったら新潮文庫のコーナーでJames Joyce著の「ダブリナーズ」という本を見つけましたので思わず購入しました。学生の時に「ダブリン市民」というタイトルで読みましたが新しい翻訳が2009年に出ていま…

アメリカと英語を理解するためのお奨めの演説

わたしは学生の時に英会話の能力を上げるためにMartin Luther King Jr.のあの有名な”I have a dream.”の演説文を繰り返し音読しました。当時、軽く100回以上は音読し最後の方では感情移入してしまい、わたしが演説者のようになって誰もいない観衆の前に訴え…

語学力を維持する方法    

例えば英語でも仕事などで普段から使う環境に身を置いていない場合は直ぐに忘れてしまいますし、それは年齢を重ねるごとに加速していきます。それを防ぐために外国語の映像を見たり、ニュースを聞いたりするのですがなかなか耳に入ってきません。そこで古典…

ロシア語の例文集を紹介する

ロシア語の中では例文集で考え尽くされていると感じたのは1979年に出版された阿部 軍治, ゾーヤ・オーコニ著の「ロシア語基本文1000」(大学書林)です。旧ソ連時代に出版されたので文章の内容は古いですが使える例文を厳選して抜粋した本当に良い本です。こ…

ついでにロシア語の語源辞典も紹介します!

1996年にBristol Classical Pressから出版された”Russian Etymological Dictionary”( T. Wade 著)を紹介します。 この本は出版された年に購入しロシア語の基礎的な単語を覚えるのに凄く役に立った記憶があります。 もっとも数年後にはロシア語を学ばなくなり…

英語で書かれたロシア語の上級レベルの文法書を紹介します

ロシア語文法の入門書の定番は白水社の「標準ロシア語入門」(東一夫/東多喜子著)で、中級レベルの本は何冊か出版されていますが、日本語で書かれた上級レベルの文法書はありません。 そこで最近、1998年に改訂版が出されたBristol Classical Pressの”Moder…

日本語で書かれたドイツ語の上級レベルの文法書について

語学の中で中国語は別格としてドイツ語とロシア語が気に入っています。 ドイツ語の名詞は男性、女性、中性の性別に加えて動詞も4つの格変化があり、システマティックな思考が好きなわたしとしては心地の良い複雑さです。 これを更に複雑にした言語がロシア語…

語学のセンスとは何か?

語学のセンスと言われますが、一言で言うとセンスとはリズム感だと思っています。私は音楽のセンスがゼロで、大人になってからカシオの電子キーボードを購入して遅まきながら感を取り戻そうとしたのですが結局、練習することもなく粗大ゴミに出してしまいま…

ついでに上級レベルのドイツ語の文法書も紹介してみる

わたしはベルリンの壁崩壊の時に浪人生だったので必然的に大学の第2外国語でドイツ語を選びました。当時、文法書は豊富にありましたが、今は本当の意味でのドイツ語の中級レベル以上の文法書はありません。 今から上級レベルというかドイツ語の専門家向けの…

ドイツ語の中級レベルの文法書について

ここ数年ほど書店に行ったことがなかったのですが久しぶり東京駅から数分の丸善の丸の内本店に行ってきました。さすがこの大型書店は日本の中枢のど真ん中に立地しているだけあり本のレイアウトも洗練されており、客層も落ち着いた方々が多く日本一の大型書…