(怪しそうな)角川春樹事務所から出版された「苫米地英人、宇宙を語る」という本を読んでみましたが思いがけなく面白い本でした!
著者の苫米地さんも言動が胡散臭いですが本物の学者だけあって膨大な商業目的の著書の中に名著と言える本が何冊か混じっています。
この本は一言で言うと脳の機能の研究者だけあって仏教の思想を基に(脳の)認識という切り口から宇宙について解き明かしています。
特に難しい数式は使っておらず、分かりやすく書かれており仏教や哲学、思想、それに心理学に関心がある人には面白いですが、読者を選ぶ本ではあります。
ちなみに本の最初に「時間は未来から過去に流れる」と書かれていますが、これは思考法としてはコペルニクス的な転換で、これを会得すると悩みもなくなり、著者が言うところの抽象的思考力が飛躍的に高まります。一般的な読者にとっては実社会に活用できる思考法の一つとして理解する程度で良いのではないでしょうか。





