iPad Airを使ってみて!

半年近く前に購入したままになっていた10.9インチの第5世代のiPad AirWi-Fiモデルを使うようになりました。
主な用途はA4サイズのPDFの資料を読むことです。
重いことは重いのですがやっぱりこのサイズだと読みやすいし、操作性もAndroidタブレットと比較したら格段に上です。
関心のある資料をDropbox上にアップロードしておいてそれをタブレットにダウンロードして資料を読んでいきます。
あとは希に動画を見るぐらいでしょうか。
あとスマホはiPhone8とAndroidはシャープの”Aquos Sense4”を使っています。
iPhoneの方は電池の減りが早くなっているので買い換えを検討しましたが、iPhone SE4が発売された時点で買い換えるのが良いという結論になりましたのであと数年先になりそうです。
Aquos Sense4の方はスピーカーは音が割れて使い物になりませんがそれ以外はバッテリーの持ちも良く液晶画面も綺麗で満足しています。これはあと3年ぐらい使う予定です。
あとはAmazonKindleのデバイスは4,5年前に買ってページをめくるのにストレスを感じますので新しくKindle PaperwhiteOasisが発売されたら買い換える予定にしています。

Economistを購読してからもうすぐ1年が経つ!

Onlineの記事はほとんど見ていないのですが紙媒体の雑誌が毎週、送りつけられるので仕方なく惰性で読んでいるという感じです。

購読は1年経ったらとりあえず止めるつもりです。

意味の分からない単語や使えそうな表現に赤線を引きながらカフェで読むというスタイルを取っています。そして赤線の箇所を自宅で辞書で調べてノートに書き写してちょっとした単語帳を作っていきます。

今、辞書で調べられていない雑誌が数冊溜まっているので購読継続よりもその処理することを優先します。ひょっとしたら数ヶ月以内には購読を再開するかもしれません。

1年の費用は購読料が6万円ほどでカフェで読むのでドリンク代を計算すると4万円ぐらいになり出費は10万円ほどになります。

元が取れているかと言えば微妙ですしこの歳になって自己投資にしては老い先は短いです。まあ娯楽でしょうね。

一番、大変だったのは購読して最初の1、2ヶ月でした。

(最初の1、2ヶ月)

読み終えるのに2時間半ぐらい掛かり分からない単語も多く四苦八苦した。

(数ヶ月後から)

疲れていない時は2時間ぐらいで読み終わるようになり分からない単語も次第に減っていった。また世の中の大きな流れも掴めるようになった。

(半年経ったぐらい)

更に読むスピードが速くなり1時間半から2時間で読めるようになって意味の分からない単語も更に減っていった。

(その後、数ヶ月間)

毎週読むのが楽しみになってきた。

(今)

忙しくなったこともあり追われている感がありいったん購読を止めたい。

「継続は力なり」というのは間違いありません。英語力が上がったかどうかは分かりませんがOnlineの記事でも斜め読み出来るようになり読むスピードが上がったのと英語の本を読むと単語が簡単過ぎると感じるようになりました。

また毎日、気が引き締まっているというか緊張感を持って日々、過ごすようにはなりました。

では学生や20代とかの未来ある人達にThe Economistを薦めるかというと費用対効果を考えると全面的にお奨めするという訳ではありません。

時間的、経済的にゆとりがある人であれば購読したら良いと思いますが、ある時点で記事内容の理解力、英語力の限界が来るでしょう。

1年購読→専門分野を1年学ぶ→1年購読→専門分野を1年学ぶを繰り返していった方が良い気がします。記事内容の分野の専門性がないといくら文系の雑誌でも表面的な理解しか出来ません。専門分野はコンピューターサイエンスでも経済でも財務でも歴史でもなんでも構いません。

アメリカの大物、キッシンジャーの死について

11月29日にアメリカの元国務長官ヘンリー・キッシンジャーがお亡くなりになったというニュースがありました。
2017年3月20日のロックフェラー家の3代目の当主であるデービッド・ロックフェラーの死に次ぐアメリカの大物の死です。
彼はアメリカの国益のために外交を進めたというよりはそれを超越しロックフェラー家の代理人として、時にはイスラエルの利益を優先した外交を行いました。
何よりもニクソン大統領の時の電撃の米中国交正常化が有名でしょう。
1990年代の中頃に国際政治を学んでいましたが、アメリカ外交を専攻する学生にとって彼が書いた本は必読書になっており、わたしも当時、”Diplomacy”(外交)という白い表紙の大き目のサイズの本が出版されたので貪るように読んだのを覚えています。
ドイツ系のユダヤ人の移民で国際政治の博士号を取得しており外交官としての経験も積んでおりアカデミックなバックグラウンドを元にご自身の考えを全面に出して書かれています。
まあ賛否両論はありますが国際秩序の構築に貢献したということは間違いないでしょう。そういう意味では世界の平和に貢献したと言えるのではないでしょうか。
2024年からはアメリカの大統領選を様々な国で選挙を控えています。波乱含みの新しい時代の幕開けになります。

心よりご冥福をお祈り致します。

お薦めのスペイン語の辞書の話し

スペイン語を始めたきっかけは学生時代にアメリカ西部をアムトラック(鉄道)で旅行しましたが、西海岸にはヒスパニック系の移民が数多くおりアメリカの公用語は事実上、英語とスペイン語だと実感したからです。
それがきっかけでメキシコに行きたくなりメキシコシティ経由でグアナファトという街で2週間、スペイン語を学びました。
ちょうど出発の半年前に飛行機の予約と語学学校の受講の申し込みをして、それまでに基礎的なスペイン語を習得しておかないといけない状況に追い込みました。
メキシコシティでホテルに泊まらないといけないですし高速バスも乗らないと目的地にたどり着けません。
瓜谷良平著の白水社の「スペイン語入門」と研究社のスペイン語の辞典の例文を暗記しまくった結果、半年後には最低限の会話は出来るようになっていました。
それから時が経ち数年前に学習を再開しようと辞書を購入し直しました。
購入したのは小学館の「西和中辞典(第2版)」で8万語の語彙数があり中級から上級者を目指すにはこれで充分です。
しかし、この辞書はスペイン語の本を読んでいて分からない単語を調べるのには良いですが例文が少なく基礎固めには不向きなので以前に使っていた研究社の「新スペイン語辞典」の中古をAmazonで購入しました。
この辞書は語彙数が37,000語でスペイン語の専門家を目指すには心許ないですが、実践的な例文は豊富でとにかく使いやすいです。
ちなみにこの辞書は1992年に出版されたのですがAmazonで調べると同じ小学館から2006年に語彙数が42,000語の「プエルタ新スペイン語辞典」というタイトルで出版されていました。
結論から言うと実践的なスペイン語を習得したいのであれば辞書は「新スペイン語辞典」をお薦めします。そして力がついてきてスペイン語を原書で読むようになってきたら「西和中辞典」を購入すれば良いでしょう。
スペイン語は英語やフランス語と比べて発音は難しくなく日本人にとっても聞き取りやすいですし、文法もそんなに複雑ではありません。また英語から類推できる単語も多く使われています。

ロシア語に取り憑かれた人の本を読む

黒田龍之助著の「ロシア語だけの青春」(ちくま文庫)を読みました!
ロシア語の専門家の著者が若かりし頃にミール・ロシア語研究所での経験を中心にロシア語をどのように学んだのかについて書かれています。
わたしは1990年代の前半にロシア語を学んでいましたが、そのテキストが東一夫/東多喜子著の「標準ロシア語入門」で、その著者が運営していたのがミール・ロシア語研究所といという語学学校でした。
当時は初版の「標準ロシア語入門」で学習しており例文がソビエト連邦時代の内容で古くさかったですが入門の学習書としては完成度が高かったです。後に2003年に改定されたものを買い直しましたが例文にソビエト連邦社会主義といった時代遅れな単語などはアップデートされているものの構成自体は変わっていません。
この本では実践を目的とした語学学習における基礎の段階での発音、音読、暗唱の大切さについて再認識させられます。軍人や外交官向けの語学研修も同様のスパルタ式の学習方法ですね。
基礎レベルの学習は退屈で忍耐力を要しますが、これを怠ると一定のレベルで壁にぶつかったり、結局、学習が非効率になったりしてしまいます。
老婆心ながら経験者として、これからロシア語を学習したいという未来ある若者にアドバイスをしておきます。

「やめとけ!!」
プログラミングで“Fortran”や”COBOL”を学びたいという若者がいれば必死で止めるのと同じです。
それでも学びたいのであれば美しい言語なので学べば良いと思います。



日本は誰が動かしているのか!

最近、ふとしたことから父方の祖母の先祖が渡来人だと分かったこともあり日本史を学び直しています。
ちなみにテキストは「日本史精説 (河合塾シリーズ)」(大谷浩三著)と山川出版の「日本史用語集 改訂版 A・B共用」を使っています。
「日本史精説」の方は大学受験の時に使っていたテキストで10年ほど前に懐かしくて500円ほどでAmazonにて購入したのですが今は何と18,000円の値がついていました!
このテキストは1988年に出版され内容も更新されていないので日本史を学ぶなら山川出版のテキストで十分でしょう。

あと中公新書の日本史について書かれた本も補足で読みますが、特に専門家になる訳ではないのでこれで十分です。
特に日本の礎となった古墳時代飛鳥時代奈良時代平安時代の氏族の権力闘争に加え様々な技術や仏教の伝来の歴史の理解は不可欠です。
また学校では表の歴史しか教えないので、最低でも下記の知識を加えないと日本史は表面的にしか分かりません。

・日本人、日本語の成り立ち
古事記
朝鮮半島との関係
・古墳、飛鳥、奈良、平安時代の権力抗争
神道
・仏教(真言宗
・渡来人(秦氏
・歴代天皇

まあ受験勉強は置いといて天皇を軸に歴史を学んでいくことが日本史を理解する上での近道でしょう。蘇我氏藤原氏天皇家との外戚関係を結ぶことによって権力を手中に収めましたし、今も天皇家同様に藤原氏の影響力は衰えていません。

そして歴史は時代や場所を問わず同じようなことが繰り返されます。
大化の改新明治維新は身も蓋もない言い方をすればクーデターですし、終戦以降はある意味、明治維新の延長でアメリカとの関係は深まり国民の権利が強くなったものの体制は温存されたと言えます。
では今の日本は誰が動かしているのでしょうか。
自民党岸田文雄首相では決してありませんし、財閥や官僚やアメリカが動かしていると言ってもあまりにも抽象的過ぎます。

最近はここでロシア語のタイピングの練習をしている!

最近はここのWebでロシア語タイピングの練習をしています。

https://www.typingstudy.com

試していませんがドイツ語やフランス語などのタイピングの練習も出来るようです。