ドイツ語の中級レベルの文法書について

ここ数年ほど書店に行ったことがなかったのですが久しぶり東京駅から数分の丸善の丸の内本店に行ってきました。
さすがこの大型書店は日本の中枢のど真ん中に立地しているだけあり本のレイアウトも洗練されており、客層も落ち着いた方々が多く日本一の大型書店と言えます。
そこでドイツ語の文法書を購入したのですが、今から中級レベルの学習者の方向けにお奨めの文法書を紹介します。
先ず辞書は三修社の「アクセス独和辞典 第4版」(在間進編集)の選択肢しかありません。もし金額的に高いようでしたらアマゾンで第3版の中古を購入しても中身は本質的には変わりません。

1)「必携ドイツ文法総まとめ」(白水社) 中島 悠爾, 朝倉 巧, 平尾 浩三(著)
    → 入門書で既に基礎の文法を習得している学習者向けです
  → 要点をまとめているので持ち運びにも便利です

2)「詳解ドイツ語文法」(大修館書店) 在間 進(著)
  → 中級レベルというよりは入門書も兼ねており、文法書はこれ1冊で大丈夫です
  → 文法用語が苦手な人は難しく感じるかもしれません

3)「中級ドイツ文法」(白水社)中山 豊 (著)
  → 分かりやすく書かれています
  → 但し、価格が高いです

ちなみに私はずっと2)の著者の辞書と文法書で学習してきたために2)の方が頭に入りやすいですし、3)も良い文法書ですが価格が高いので2)を選びました。要点を上手くまとめた良書です。

ドイツ語の学習は最低、上記の辞書か2)か3)の文法書の2冊があればマスターすることは可能です。

ちなみに「口を鍛えるドイツ語作文―応用文型習得メソッド 中・上級編」(国際語学社)は音声付きでお奨めなのですが今は出版されていないようです。

最初は大変ですがなんとか中級レベルに達したらアマゾンのキンドルでも手軽にドイツ語の小説は入手できます。