古文と漢文を学習する必要性について

結論から言うと90%以上の人にとって必要はありませんがここでは教育論争をするつもりはありません。
ちなみに高校生の時に古文と漢文を受講しましたが先生が精神疾患で1年間ほとんど自習だった記憶があります。
それから時は経ちましたが最近、日本史に関心を持ち古典を現代語訳でなく古文で読みたくなり大学受験用の古文の単語集と文法書と問題集を計4冊購入しました。
日本と同様、イギリスなどでもラテン語は学ぶ必要があるのかという議論はあります。イギリス人にとっても90%以上の人にとっても学ぶ必要はありませんが知的好奇心だったり教養を得るためだったり、あとあるコミュニティで認められるために学ぶ人はこれからも居続けるでしょう。
あと漢文は学ぶに越したことはありませんが、日本語読みまでは覚える必要はないと個人的には思っています。それだったら(現代)中国語を学ぶ方が優先順位が高くなります。

どうしも漢文を学びたければ中国語読みで学んだ方が良いでしょう。
そこまでしなくても大学入試用の参考書で「漁夫の利」なんかの物語を現代語訳で手っ取り早く覚えた方が効率的です。
現代語と古典語の関係は次のようになります。
・日本語 ⇔ 古文
・英語 ⇔ ラテン語
・中国語 ⇔ 漢文
まあ厳密にいうと古典語も時代によって全然違いますし、英語もラテン語だけでなくギリシャ語やゲルマン語等の影響を受けています。