久しぶり洋書を読んだ!

Lewis Dartnell著の”THE KNOWLEDGE(HOW TO REBUILD CIVILIZATION IN THE AFTERMATH OF A CATACLYSM)”(PENGUIN BOOKS)というタイトルの本を読みました。
ちなみに河出文庫から「この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた」というタイトルで日本語訳でも出版されています。
文明が崩壊して人類が絶滅の危機に晒された際のサバイバル術について書かれています。
危機のきっかけはパンデミックや核戦争が挙げられており、そのような状況下ではガスや電気の供給が期待できない中で衣食住を確保していく必要があります。
この本に書かれている内容は実践で必ずしも役立つ方法ではありませんが私たちは文明という名のプラットホームのお陰で快適な生活が送れ、ひとたびこれが破壊されたら悲惨な状況に陥ることを実感します。
これまで地球上ではいくつもの文明は終焉を迎えましたので今の文明も永遠に続くことが保証されている訳ではありません。
ここまで大げさに考える必要はありませんが、電気やガス、水の供給が止まった世界についてある程度は備えておいた方が良いかと思いました。
読みやすい文体ですが高校レベルの最低限の化学の知識があればすんなりと頭に入ってきます。またこの本は英語圏ではベストセラーになっていたようです。