日本は誰が動かしているのか!

最近、ふとしたことから父方の祖母の先祖が渡来人だと分かったこともあり日本史を学び直しています。
ちなみにテキストは「日本史精説 (河合塾シリーズ)」(大谷浩三著)と山川出版の「日本史用語集 改訂版 A・B共用」を使っています。
「日本史精説」の方は大学受験の時に使っていたテキストで10年ほど前に懐かしくて500円ほどでAmazonにて購入したのですが今は何と18,000円の値がついていました!
このテキストは1988年に出版され内容も更新されていないので日本史を学ぶなら山川出版のテキストで十分でしょう。

あと中公新書の日本史について書かれた本も補足で読みますが、特に専門家になる訳ではないのでこれで十分です。
特に日本の礎となった古墳時代飛鳥時代奈良時代平安時代の氏族の権力闘争に加え様々な技術や仏教の伝来の歴史の理解は不可欠です。
また学校では表の歴史しか教えないので、最低でも下記の知識を加えないと日本史は表面的にしか分かりません。

・日本人、日本語の成り立ち
古事記
朝鮮半島との関係
・古墳、飛鳥、奈良、平安時代の権力抗争
神道
・仏教(真言宗
・渡来人(秦氏
・歴代天皇

まあ受験勉強は置いといて天皇を軸に歴史を学んでいくことが日本史を理解する上での近道でしょう。蘇我氏藤原氏天皇家との外戚関係を結ぶことによって権力を手中に収めましたし、今も天皇家同様に藤原氏の影響力は衰えていません。

そして歴史は時代や場所を問わず同じようなことが繰り返されます。
大化の改新明治維新は身も蓋もない言い方をすればクーデターですし、終戦以降はある意味、明治維新の延長でアメリカとの関係は深まり国民の権利が強くなったものの体制は温存されたと言えます。
では今の日本は誰が動かしているのでしょうか。
自民党岸田文雄首相では決してありませんし、財閥や官僚やアメリカが動かしていると言ってもあまりにも抽象的過ぎます。