英語を例にとってみます。
<中学生>
生まれて初めて初心者向けの英和辞書を学校で教材として買わされましたが、一度も使うことなく高校入学と同時に処分しました。
<高校生&浪人時代>
研究社の新英和中辞典の第5版を学校で購入し、ボロボロになるまで使い続けました。
あまりにも使いこなしたため誤植を5カ所ぐらい見つけたぐらいです!
<大学生>
第6版にバージョンアップして使い続けましたが、今考えると第5版を使い続けても大して学習効率は変わらなかったと思います。
また調子に乗って英和大辞典や英英辞典も何冊か購入しましたが、大辞典は引くのが億劫で使わなくなり、英英辞典も本棚でお飾り状態のままでした。
<社会人>
第7版の英和中辞典を購入したものの英語を使う環境ではなかったために5年ほど本棚に飾っておいて、その後、処分しました。
<最近>
研究社の新和英中辞典(第5版)と新英和中辞典(第7版)を買い直しました。
なおこの辞書を買ったのは使い慣れているからで、全ての英語学習者にとってお薦めと言う訳ではありません。
結論から言うと高校生の時に購入した英和中辞典、一冊で英語学習は充分です。
これは国語辞典でも同じ流れです。
結局、広辞苑なんかの大きい辞書を購入しても遅かれ早かれ処分する運命にあります。
今は活字の大きな漢字用例辞典を机に置いて時折、漢字を調べています。
中国語も同じで小学館の中日辞典を使いこなした後、物足りなくなって上海で購入した商務印書館の現代中国語漢語辞典を使っていましましたが学習効率が悪くて処分し、その後は中国語の漢字辞典に辿り着きました。
語学の専門家になるのでなければ英和中辞典一冊で充分で、あとは単語集と熟語集の一冊ずつあれば事足ります。
これは他の言語にも当てはまります。
結論は語学学習のための教材は最低限に絞ることをお薦め致します。