英語をビジネスレベルを目指して学習するために必要な教材は次の3点あれば十分です。
- 紙の英和中辞典
- 高校で使っていた文法の参考書
- 例文の載っている英単語集
わたしは辞書は研究社の「新英和中辞典」(第7版)を使っています。
2003年出版なので内容は少し古くなっていますが、単語数も10万語と多く例文も豊富です。
第5版から使っており、その当時は英和中辞典では最高の辞書でしたが、今では「ジーニアス英和辞典」 (大修館書店)など良い辞書が出版されています。
文法の参考書については高校で使っていたもので十分です。
わたしは数研出版のチャート式の参考書を以前は使っていましたが、桐原書店のForestはより分かりやすい参考書と言えます。
あとは例文が載っている英単語帳で例文ごと音読しながら丸暗記してしまいます。
これは例えばTOEICを目指すのであれば、それに沿った英単語集を選べば良いと思います。
わたしは研究社の「新英和中辞典」(第5版)を持っていますが、結論から言うと和英辞典は不要です。
それよりも英和辞典を使い倒していった方が効率的です。
今はインターネットがあるので思い出せない漢字があると簡単に検索できますが、以前は分からない漢字があると英訳して英和辞典で漢字を調べていました。
同様にわたしは以前、Collins CobuildとLongmanの英英辞典を活用していましたが、今は場所の都合で処分しました。
日本人であれば英語を使っている時は英語の思考に切り替わっても、同時に日本語の運用能力も社会人にとって必要です。
その際に英和辞典を使っていると日本語の語彙力アップに貢献することが出来ます。
日本人も分からない漢字があれば漢和辞典で調べることはあるのかもしれませんが、わざわざその定義まで厳密に調べる人はあまりいません。
同様にイギリス人やアメリカ人でさえ英英辞書を持っている人は少なくなっているのではないでしょうか?
とは言うものの英語の通訳や教員、翻訳の仕事に携わっている人にとっては和英辞書や英英辞書は必須になる場合がありますので全否定をしている訳ではありません。
最低限の文法とボキャブラリーを習得した後は大海原に乗り出すように実践重視で、いつまでも参考書や辞書にしがみつくのはやめましょう!